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【備中】
-あべ じんじゃ-
鎮座地 岡山県浅口市鴨方町小坂東(字 阿部山)   ※旧・浅口郡鴨方町    
祭神 清明大権現(セイメイ ダイゴンゲン) [ 安倍清明(アベノ セイメイ) ]   
創建 社殿建設は昭和17年 
由緒

陰陽師として有名な安倍清明が、かつて居住し天体観測をしていた地に建てられた神社。 祭神はもちろん阿倍清明。
そのため、この地がある山は『阿部山』と呼ばれている。

元々、安倍清明屋敷跡に昔から安倍清明を祀る祠があり(創建は不詳、少なくとも江戸時代には祀られていた)、阿部山の開墾の為に入植した人々によって昭和17年に神社が建てられた。
少し離れた場所に安倍清明ゆかりの地であることを伝える石碑も建っている。

[ 案内板1 ] [ 案内板2 ]

御利益  
駐車場 なし
アクセス JR鴨方駅より北方約6km。 (かなり細い山道。途中から車では進入できない。)
備考 安倍清明ゆかりの地。
参詣日 05/06/03 (08/04/23 UP)
■コメント

天文台で有名な遥照山の西側に座し、浅口市鴨方町と笠岡市・小田郡矢掛町にまたがる阿部山は、名前の通り陰陽師・安倍清明ゆかりの地である。その山中で、実際に安倍清明が居住し、天体観測を行っていた場所に彼を祀る神社がある。

場所は阿部山山中で矢掛町との境界に近い。
細い道路を上っていくと、案内板があるが、そこからは完全な山道で車では進入不可。 しばらく徒歩で進むと山中に巨大な石碑があり、安倍清明ゆかりの地である事を示す。
その石碑の先に進む(石碑と境内は少し離れているので注意)と広場があり、そこが境内で安倍清明居住地跡である。
ルートが少し分かりにくいので迷わないように要注意。

この地には元々昔から安倍清明を祀る祠があり(現在も境内に現存している)、阿部山開墾の入植者たちが昭和17年に社殿を建てたとされている。 大きな石碑は、昭和30年代に阿部山の北側・矢掛町江良の住民によって建立された。。
ここは安倍清明居住地で天体観測の地であるが、あくまで社殿は安倍清明の住居ではなく、昭和17年に建てられたものである。

名称は『阿部神社』、『清明神社』などとも呼ばれている。

[ 案内板1 ] [ 案内板2 ]  
 

【 案内板 】

阿部山地区内を車で走っていると、案内板がある。
ここから山道となり、車では進入不可能。
 
【 案内板 】




【 案内板 】

道を示した看板があるが、実際に行くと分かりにくい。
 
【 注連鳥居 】



【 社殿 】

拝殿・本殿に分かれていない簡素な社殿。
 
【 社殿内部 】

ちなみに社殿は安倍清明住居跡ではない。 

【 境内の様子 】

境内は定期的に清掃・伐採が行われているようだ。
 
【 安倍清明屋敷跡 】

境内には安倍清明の屋敷跡がある。

【 安倍清明屋敷跡 】
屋敷跡の割には乱雑にされている・・・

【 安倍清明屋敷跡 】


【 清明大権現の祠 】
もともと昔から安倍清明を祀っていたのは、この祠。
先ほどの屋敷跡の近くで境内の端にある。
案内板によると、この周辺が正式な屋敷跡のようだ。
人工的に配置された石も確認されてある。
 
【 安倍清明ゆかりの地の碑 】

境内から少し離れたところにある、大きな碑。
石碑には『安倍清明の碑』と書かれてある。
[ 拡大写真 ]

安倍神社 -あべ じんじゃ-

 

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