【 備 中 】
阿智神社
− あち じんじゃ −
鎮座地
岡山県倉敷市本町 (鶴形山)       
祭神

多紀理毘売命(タギリヒメノ ミコト)[=奥津島比売命(オキツシマヒメノ ミコト)] 、 多岐都比売命(タギツヒメノ ミコト) 、 市杵島比売命(イチキシマヒメノ ミコト)

創建
 
由緒

倉敷の古名は「阿知」であり、倉敷総鎮守の神社である。
日本書紀応神記(4世紀)に「阿知使主(あちのおみ)が韓国より17県の人達を率いて帰化してきた」とあり、阿知使主の一族がこの地に住み着いて、養蚕・絹織・縫製・鉄文化等の先進技術を伝え、広め、大いに栄えたことに由来している。

また、社記には神功皇后三韓征伐の途中、暗闇に航路を見失われ宗像三女神に祈願された時に、三振りの剣が雷鳴と共に天空から明るく輝いてこの地に降ったため、応神天皇の御代に妙剣宮(妙見宮)と称してこれを祀ったと記されている。

古来この一帯は吉備の穴海と称され、内海深く湾入し社地は内亀島という小島であったため、海の交通交易の守護神である宗像三女神を奉斎したとも伝えられている。

室町末期、慶長、元和の頃から祭祀は当地草分けの有力者の木綿襷組(ゆふだすきぐみ)が交代執行し、江戸中期に観竜寺の別当が管理し、神仏混淆して明治に至ったが、同2年神仏分離令により妙見宮を阿智神社に復号した。

-岡山県神社庁HPより-


[ 案内板1 ] [ 案内板2 ][ 詳細 ]

御利益
交通安全・商売繁盛 
駐車場
20台程度あり
アクセス
JR倉敷駅・水島臨海鉄道倉敷市駅から徒歩約20分。
大原美術館バス停から徒歩約10分。  
備考
参詣日
04/12/2、05/1/2、05/6/3 (05/12/31 UP)

■コメント
倉敷の
総鎮守。 倉敷美観地区すぐ北にある鶴形山という小山の山頂に鎮座していて、境内には磐座がいくつかあります。
かつて周囲が海だったことから海上交通の神である宗像三神を祭神としています。 社名の『阿智』は阿知使主の一族がこの地に住み着いたことによるとされています。
なかなか広い境内と立派な社殿で、境内社も多い。 初詣をはじめ参拝客が多い神社です。
また境内にある藤棚は、日本一の『阿知の藤』といて有名。

[ 境内見取り図 ]  

【 参道 鳥居 】

 [ 案内板 ]

【 参道 米寿坂 】

八十八段あるので米寿坂と呼ばれます。   

【 参道 神門 】

 

【 参道 】

 

【 参道 灯篭 】

【 神門 】

【 境内 狛犬 】

 
【 境内 灯篭 】

 
【 相撲場 】



【 手水舎

屋根は修理中でした。

【 拝殿 】


【 拝殿


【 拝殿 】

 
【 拝殿

 
【 拝殿 内部 】
 
[ 拡大写真 ]
 
【 拝殿 内部


 
【 本殿 】

 
 
【 本殿 】

萱葺きで流れ造りなかなか大きな本殿。
 
【 本殿 】

 
【 本殿 】

 
【 拝殿 】


 
【 磐座 】

本殿左手には磐座がいくつかあり、祀られています。

【 磐座 】


 
【 磐座 】



【 磐座 】

これらの磐座は『古代庭園』としてまとめられています。
 
【 絵馬堂 】


 
【 高灯篭 】

昔、灯台として使われていました。
かつて周囲が海で、ここが島だった名残。
 
【 高灯篭 】

 
 
 
【 能舞台・神楽殿 】

【 社務所 】

【 宝物庫 】

 
【 古札焚上所 】

 
【 境内社 火産霊神社 】

通称『おどくう様』。 祭神は、大黒様・大国主命
(オオクニヌシノ ミコト)とえびす様・事代主命(コトシロヌシノ ミコト)。
 
【 境内社 荒神社 】



 
【 境内社 荒神社 】

[ 案内板 ]
 
【 荒神社 狛犬 】
 
 
【 境内社 城山稲荷神社 】
 
【 境内社 城山稲荷神社 】
 
 
【 城山稲荷神社 眷属 】
 
 
 
【 境内社 菅原神社 】

[ 案内板 ]  
 
【 境内社 菅原神社 】
 
【 菅原神社 狛犬 】

【 記念植樹 】
 
【 東方遥拝所 】

【 祖神 】

  天照大神を祀っています。
縁結びの木。

【 境内社 護国神社 】



 
【 境内社 護国神社 】

【 護国神社 狛犬 】

【 境内社 書嵒神社 】

祭神は、伊邪那岐命(イワナギノ ミコト)と伊邪那美命(イザナミノ ミコト)。
神社名は何と読むのだろうか。 正しくはこう書く。

【 境内社 】

境内のすぐ裏手、藤棚の近くにある小さな祠。
下の岩は磐座だろうか。
 
【 阿知の藤 】

境内裏手の藤棚は、日本一の藤棚として有名。
藤は倉敷市の市花。
撮影時は時期ではないので花が咲いていないけど、
時期には綺麗な藤の花が咲きます。
【 西参道口 】

鶴形山の北西、商店街の中にも参詣できます。


 
【 西参道口 】

【 西参道口 鳥居 】

【 西参道口 恵比須神社 】

【 西参道口 灯篭 】

【 西参道 鳥居 】

西参道を進むと途中にあります。

【 阿智神社 遠景 】

南側にある向山から撮影。