【 備 中 】
穴門山神社
− あなとやま じんじゃ −
鎮座地
岡山県倉敷市真備町妹 (高山山頂付近・総社市新本との境界)   ※旧・吉備郡真備町
祭神
穴門武媛命(アナトタケヒメノ ミコト)
創建
 
由緒

創建は不明だが、倭姫世記という古書によると、崇神天皇から天照大神のご神体である御鏡を「何処へおまつりしたらよいかさがしてきなさい」という命を受けた豐鋤入姫命が、紀伊国奈久佐浜宮から備中国名方浜宮(現在の真備町穴門山神社)へ奉遷し、4年間奉斎したと記されている。
しかし永正年間に戦災にあい、焼失。 地元の郷民は相談して、川上郡高山村(現高梁市)に穴門山神社の行在所を設け、避難した。 その後兵乱が続き再興する時期がなかったが、享保5年庚子3月、再興の命があり、岡田藩主従五位下伊藤播磨守長救が再び真備町高山に社殿を建築し同年9月24日遷宮を執行した。
-岡山県神社庁HPより-  [ 詳細 ]

御利益
 
駐車場
15台程度あり
アクセス
自動車 ※非常に狭い山道
交通機関・・・赤鳥居バス停、備中呉妹駅(井原鉄道)
備考

式内社。 岡山県神社庁加盟。

参詣日
04/11/16 (05/3/27 UP)

■コメント
山のかなり高いところにあります。車で来る際は、道がとても狭いので注意してください。
国道から少し北へ入ったところに『赤鳥居』がありますが、ここから結構距離はあります。
また、この神社へは総社市新本から(吉備カントリー裏側から)も行けますが、車では途中までしか行けません。
ちなみに高梁市川上町高山にも同名社がありますが、由緒に書いてある通り、戦災にあい一度真備から川上町に遷座し、その後元あった地に再興したためです。 

【 参道 鳥居】

旧山陽道に沿っている国道486号線に参道口があります。
国道から参道へ少し入ると この鳥居が見えます。
通称『赤鳥居』と呼ばれているようです。
写真の電柱の左に見える山が高山(こうやま)。
ここから高山の山頂近くまで登ります。
【 参道 狛犬 】

とてもユニークなデザインの狛犬。



 
【 参道 】

鳥居の北(裏)側から国道方面を撮影。
陸橋は井原鉄道の線路。

 

【 社頭 】

高山を登って境内に到達。
写真の左奥辺りに駐車場があり、そこからしか
境内へ侵入できません。
社頭側からは入れません。
昔は使っていたのでしょうが、現在は道が無くなっています。

【 境内 狛犬 】

 左が吽像で右が阿像ですが、かなり磨耗しています。
【 境内 灯篭 】

 
【 手水鉢 】

 灯篭の後ろには大きな手水鉢があります。
水道はありませんが。
【 拝殿

かなり大きな拝殿。

【 拝殿 】

 立派な拝殿です。
【 拝殿内部


【 本殿 】
 
 本殿は拝殿より少し高い崖の上にあります。
位置関係の都合でうまく写真に撮れません。
【 社務所

拝殿と社務所が繋がっているため、後ろの本殿が
写せません。
【 境内社 その1 】


 
【 磐座・境内社 その2 】

小さな祠ですが、後ろにある磐座(いわくら)と思われるもの
を祭ってあるのでしょう。
【 境内社 その3 】

 左側に井戸があるのでその関係の社でしょうか。
 
【 旧参道 】

境内から旧参道を撮影。
木々が茂り、完全に道が無くなっています。
【 境内からの風景 】

 境内から見下ろした風景。
曲がりくねった道が参道で、ここを通って登ってきました。
 
【 境内からの風景 】

境内から倉敷中心部方向を見ています。
中央の平野部は真備町呉妹地区。
ちょうど赤鳥居の辺りが移っています。