■コメント
この神(みわ)神社は創建は分かりませんが、古代からある神社です。
奈良にある大神(おおみわ)神社を勧請したものといわれ、大神神社が三輪山を御神体としているのと同じように、神神社は背後にある木村山を御神体としています。 目の前には八代大池という大きな池があります。しかし、池には打ちっぱなしのゴルフ練習場があり、景観をこわしています。これがなければなかなか良い景色なだけに、とても残念です。
神神社は総社市三輪にあったとされる三輪神社をここへ移したものだという説もあるそうですが、三輪にある百射山神社に参ったおり百射山神社が三輪神社を合祀してあるようになっていましたので、その可能性は低いのではないでしょうか。
明治43年7月に一村一社の制により、神在村(上原・下原・富原・八代)内に鎮座していた八幡神社と伊与部神社を合祀したそうです。
ちなみに八代(やしろ)という地名は、社(やしろ)、つまりこの神神社が由来になっています。
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