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【 備 中 】
-そうじゃ-
鎮座地 岡山県総社市総社2-18-1   
祭神 大己貴命(オオナムチノ ミコト)、須世理姫命(スセリビメノ ミコト)、神祇官八神、ほか備中国内304神社   
創建  
由緒

その昔国司が国中の神社巡拝の煩わしさを解除するため国府近くに総社を建てた。その時期は大化から平安末期とされている。それ以前は当地には野俣神社(延喜式神名帳に記載の神社で現在の沼田神社)があった。

鎌倉時代に梶原景時が守護として赴任し長刀を奉納したころより国衙(くにが)の役人達により祭祀がなされた。 室町時代には福山の戦いで社殿を焼失。その後1429年のご造営帳によると管領細川家の力で再建されてより門前市ができ 門前町として発展し、また氏神信仰の高まりとともに總社大明神と称された。

天正年間に兵火で焼失し再建。中国地方の大名毛利家の信仰篤く 当所清水の領主清水宗治が社司代となり 当地に派遣された毛利元清が当社で戦勝祈願をして長刀を奉納 家臣たちも30数刀の刀剣を奉納。小早川隆景が具足を奉納され、多数の信仰者が増した。

貞享4年(1687)水谷伊勢守により材木の寄進をうけ本拝殿が再建され、彩色二四孝の絵馬が奉納されてより商家の信仰が増して豪商西戎屋等が京都の一流の画家(円山応挙、大原呑舟等)の描いた絵馬が奉納されるなど社頭も繁栄した。

明治5年に県社となり終戦までは県の保護を受けたが戦後は社格は廃止され、今は氏子崇敬者により神社が維持されている。各国の総社が 衰退する中で原型がよく残っていることから平成6年総社市の重要文化財に指定された。


-岡山県神社庁HPより-
[ 案内板 ]  

御利益  
駐車場 40台程度
アクセス JR東総社駅より徒歩約5分
備考 備中国総社。 式内社・野俣神社が境内にある。 岡山県神社庁加盟。
参詣日 05/08/19、05/08/23 (09/01/22 UP)
■コメント

地元では俗に『総社宮(ソウジャグウ)』、『総社の宮』などと呼ばれている。また、他の総社と混同を避けるために、『備中国総社(宮)』などとも呼ばれることがある。

古代、日本では各国の国司という職の者が国内の神社を巡拝していた。 しかし平安時代(飛鳥時代後半や奈良時代ともいわれる)になると、それを簡略化するために各国の国府に近いところに国内の神社の祭神を一カ所に集めて祀り社を建てた。 これが総社である。 備中国の総社がこの神社。 全国の総社の中で最も祀っている祭神の数が多いとも言われる。
多くの総社が中世以降、衰退していった。 しかし、備中国総社は今もその規模を維持している唯一と言っても良い総社である。
また、備中国総社は、現存する総社の中で、社殿規模および境内規模が最も大きい。

境内には池があり、"三島式庭園"を形成している。 後楽園を造園する際に、この総社の三島式庭園が参考にされたと言われている。

元々、この地(当時の賀陽郡八田郷)には延喜式内社・野俣神社があったといわれ、その境内に総社が建てられたようだ。 後、総社と野俣神社の立場が逆転していき、野俣神社は総社宮の境内社となった。 その後、野俣神社は沼田神社とも呼ばれるようになり、さらに天満宮を合祀したために『沼田天満宮』とも呼ばれる。 現在も総社宮の境内社として現存していえる。境内南側(商店街沿い)の入口の鳥居には『沼田神社・天満神社』と書いてあり、さらに社号標は『総社神社』と『沼田神社』の2本が建てられている。

総社宮の周辺はかつて大変にぎわっていたといわれ、門前町を形成、『松山往来』などの街道も整備され宿場町としても発展した。 この門前町・宿場町は総社宮の名を取って俗に『総社』の街と呼ばれるようになり、明治以降は総社村、総社町そして総社市へと変遷していった。 つまり、総社宮は総社市の地名の由来なのである。 なお、かつての門前町・宿場町は現在の総社商店街にあたる。
 

【 社頭 鳥居 】
【 社頭 灯籠 】
【 社頭 狛犬 】


 

【 社頭 社号標 】

[ 拡大写真 ]
 

【 境内社 】
【 参道 】
【 参道 石柱 】
【 拝殿 】
【 拝殿前 狛犬 】
【 拝殿 回廊 】
【 手水舎 】
【 拝殿 】
【 拝殿内部 】
【 拝殿内部 】
【 社殿 】
【 境内社 祇園神社 】
【 境内社 祇園神社 】
【 境内社 祇園神社 】
【 境内社 祇園神社 】
[ 案内板 ]

【 境内社 厳島神社 】


【 境内社 厳島神社 】


【 境内社 厳島神社 】
[ 案内板 ]

【 三島式庭園 】
【 三島式庭園 】
【 三島式庭園 】
【 三島式庭園 】
【 休憩所 】
【 三島式庭園 】
【 三島式庭園 】
【 境内社 寄宮 】
【 本殿 】
【 本殿 】
【 本殿 】
【 本殿 】
【 社務所 】
【 総社商店街 (門前町) 】
【 総社商店街 (門前町) 】
【 総社商店街 ふるさと郷土館 】
【 南側社頭 鳥居 】

[ 社号標 拡大写真1 ] [ 社号標 拡大写真2 ]
[ 鳥居拡大写真 ]

【 南側社頭 灯籠 】




【 南側参道 】
【 南側社頭 狛犬 】
【 南側参道 】
【 南側参道 】
【 南側回廊 】
【 手水鉢 】
【 境内社 沼田天満宮 】


【 境内社 沼田天満宮 】

[ 案内板 ]
【 境内社 沼田天満宮 】


【 境内社 笑主(えびす)神社 】

[ 案内板 ]
【 境内社 地神 】
【 遙拝所 】
【 南側回廊 随神門 】
【 南側回廊 】
【 境内の様子 】
【 境内の様子 】
【 境内の様子 】

 
【 境内の様子 】

[ 拡大写真 ]
【 境内社 琴平神社 】
【 境内社 琴平神社 】
【 境内社 琴平神社 】

[ 案内板 ]

【 境内社 和霊神社 】



【 境内社 和霊神社 】
[ 案内板 ]
【 境内社 清正公神社 】


【 境内社 清正公神社 】
[ 案内板 ]
【 境内社 】


【 境内社 荒神社 】

[ 案内板 ]
【 境内社 】



【 境内社 大神神社 】
[ 案内板 ]

【 境内社 大神神社 】


【 案内標 】
[ 拡大写真 ]

【 境内社 稲荷神社 】


【 境内社 稲荷神社 】
【 境内社 稲荷神社 】
【 境内社 稲荷神社 眷属 】


【 境内社 木野山神社 】
[ 案内板 ]

【 境内社 】
【 境内社 】
【 境内社 池上鎮守 】
【 境内の川 】
【 橋 】
【 境内の川 】
【 手水鉢 】
【 石碑 】
【 石碑 】
【 境内 公園 】
総社 -そうじゃ-

 

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